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2021.8.7第27回英連邦戦没捕虜追悼礼拝行われる

2021年10月11日

2021年8月7日、第27回英連邦戦死者墓地追悼礼拝が行われました。

当日は台風の接近による不安定な天候で、時折雨が降り注ぎ参加者を慌てさせました。1995年の第1回から毎年行われている追悼礼拝ですが、このような天候は初めてかもしれません。今年の追悼礼拝はコロナ禍への対応もあり、参加者は事前予約を原則としていたので、例年よりやや少なめに思われました。P研からは代表の笹本、追悼礼拝実行委員でもある田村はじめ6人が参加しました。

礼拝は午前11時から、実行委員会の中野信三氏の司会によって初められました。今年も93歳の高齢を押して、日本基督教団牧師の関田寛雄先生が礼拝の司式を行って下さいました。

続いて参列者一同で聖フランチェスコの「平和の祈り」を唱え、心をこめて賛美歌「われをもすくいし(アメイジング・グレイス)」を歌い、礼拝を終えました。

その後、参列者は雨上がりの芝生を踏んで各国セクションの墓地を回り、犠牲の十字架や記念碑に献花をおこないました。Rev.Sekitaofferwreath

最後に主催者側代表の奥津隆雄牧師が挨拶をして、式典を終えました。

追悼礼拝の関田先生の追悼の辞の要約と、当日の写真は次のPDFでご覧ください。27memorialservice2021

今年も礼拝プログラムに、「捕虜たちの声なき声に耳を傾けて」と題して、この墓地に埋葬されている3人の捕虜に関するエピソードを、笹本さんと田村さんがまとめたエッセイが掲載されました。

エッセイは次のPDFでお読み下さい。日本語版2021ListeningtoVoicelessStories8Japanese

英語版2021 Listening to Voiceless Stories -8(Final)Aug.2

また、毎日新聞と神奈川新聞にも写真付きで追悼礼拝の記事が掲載されました。

小宮まゆみ

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