お知らせ |
2024.12.14オンライン講演会のお知らせ
POW研究会主催で12月14日に、下記のようなオンライン講演会を開催いたします。
どなたでも参加申し込みできます。参加費は無料です。詳しくは下記の実施要項をご覧ください。
【オンライン講演会実施要項】
開催日時 :2024年12月14日(土)夜7時~9時20分ごろ
講演者 :遠藤美幸さん(ビルマ戦史研究者・大学講師)
演題 :「戦争の記憶を継承する」~戦友会体験と拉孟(らもう)戦の研究を通じて~
参加方法 :POW研究会の下記の担当者に、メールで参加申し込みをしてください。
講演会の2日ほど前までに、ZOOMのURLをお知らせします。
講演会担当者 高田 ミネ mime388@nifty.com
笹本 妙子 kiki@ee.catv-yokohama.ne.jp
<呼びかけ>
遠藤美幸さんはビルマ戦における中国雲南省の拉孟(らもう)の戦いを研究してきました。
拉孟の戦いとは、1944年6月から9月にかけて、中国軍・アメリカ軍と対峙した日本軍の守備隊が全滅したという過酷な戦いでした。
遠藤さんはその過程で、元兵士の戦場体験の聞き取りを長年行い、またその繋がりで戦友会の「お世話係」を20年以上続けて、彼らの話す戦場での生々しい体験と戦友会に集う元兵士や若者たちの実態を見聞きしてきました。
そうした活動を進める中で、「戦場体験を記録し、元兵士の語りを継承する活動」の必要性を感じ、昨年「不戦兵士の会」の継承団体として、太田直子さん(映像プロデューサー)と協力し、「不戦兵士を語り継ぐ会」を立ち上げました。
オンライン講演会では、遠藤さんのここに至るまでの戦友会体験と、拉孟戦の話を中心にお話していただきます。
POW研究会にも共通の課題である『戦争の記憶を継承するにはどうしたらよいか』もお聞きしたいと思います。
年末の多忙な時期ではありますが、貴重なお話を聞けると思いますので、是非多数の皆さんの参加をお待ちしています。(参加無料)
また、このメールをお知り合いに拡散していただいて構いません。
ご参考までに遠藤美幸さんの著書を紹介します
*『「戦場体験」を受け継ぐということ』(高文研)
*『悼むひと』(生きのびるブックス)https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910790152#
*『戦友会狂騒曲』(地平社)www.chiheisha.co.jp ←最近の書評は週刊金曜日2024年11月1日にあります。
*『戦争のかけらを集めて』(共著、図書出版みぎわ)←こちらは「不戦兵士の会」について書いてあります。